iOS15.2よりAppプライバシーレポートが正式に使いされました。
今回は使い方と使用用途について解説しようと思います。
使い方
設定アプリを開きプライバシーをタップします。
スクロールして一番下にある「Appプライバシーレポート」をタップします。
初めてアクセスするとオンにするかどうか出てくる場合があります。
これをオンにすると端末内で記録が開始され、どのアプリがどこにアクセスしているのか分かるようになります。
不要になった場合はいつでもオフにできるので安心してください。
何が見れるのか?
大きく分けて3つあるのそれぞれ見ていきましょう。
データとセンサーアクセス
iPhoneに搭載されているGPS(位置情報)や連絡先、マイクなどの情報にどのアプリがアクセスしたか分かります。
また、アクセスした時間まで事細かに記録されているので、変な動きをしているアプリを把握することができます。
Appのネットワークアクティビティ
アプリ内でアクセスしたドメイン(当サイトならgolabo.net)が表示されます。
以下はSmartNewsを開いた時にアクセスしているドメインになります。
最もコンタクトされたドメイン
使用しているiPhoneでよくアクセスしているドメインが表示されています。
これは全てのアプリを統計した記録になります。
また、ドメインをタップするといつアプリがアクセスしたのか記録が表示されます。
ちゃんと登録されているとドメインの所有者も表示されます。
総評
iPhone内で行われてる通信やセンサーなどへのアクセスを可視化するという点では素晴らしいものだと思います。
事細かに記録されているので、不審なアプリを見逃す事はないでしょう。
ただ、大半の人は「見せられてもよく分からない」と思います。
アプリ開発者やIT関係に詳しい人なら楽しいかもしれませんが、大多数は使わない機能だろうなぁ、という印象です。
因みに、記事を書く前に所有するiPhoneの通信履歴を見てみましたが広告関係の通信が非常に多くてびっくりしました。
是非とも興味がある人は機能をオンにして楽しんでみてください。
それでは!
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