使用していたオーディオインターフェイスのサポートが数年前に切れ、騙しながら使っていたのですが安定性が落ちてきたので買い替えることにしました。
今回購入したのはArturia MiniFuse 2です。
以前使用していたのはTASCAMのUS-2×2でした。
本当はもっと値段の高いのを購入する予定だったのですが、懐事情と性能を見比べこの製品を選択しました。
今回はそんなArturia Minifuse2をレビューします。
選んだ理由
今回意識したのは発売されてどの程度経っているのかです。
この製品は発売日が2021年の11月でそろそろ2年になります。
10/27時点の価格.comで一番人気のSteinberg「UR22C」は発売日が2019年の10月であり、今年で丸4年経過しました。
年数的にそろそろ後継機種の発表、それに伴うサポートの打ち切りを考え今回は除外しました。
購入したArturia MiniFuse 2は値段が安価、性能も値段の割に悪くない、4入出力の上位機種(MiniFuse4)が去年発表されたばかりであり、本機種含めてサポート期間が長い可能性が高い、などが購入の決めてになりました。
本機種は海外でも販売されていますが値段は米Amazonで149ドル、現在の日本円換算だと2万円超えと円安時代では嬉しい日本価格のほうが安価という珍しい状況です。
そういった観点も本機種を選ぶ理由の一つになりました。
次は仕様を詳しく見ていきたいと思います。
仕様
Arturia MiniFuse2
| 最大サンプルレート | 192KHz |
| 最大ビットレート | 24 bit |
| 入力ダイナミックレンジ | 110dB |
| 入力数(Front) | 2(Hi-Z 対応、ファンタム電源対応) |
| 出力数(1/4″ TRS) | 2 |
| ダイレクトモニター | 〇 |
| ヘッドフォン出力 | 1(独立レベル) |
| MIDI IN/OUT | 〇 |
| USB ハブ | 1 USB2.0 |
| インターフェース | USB 2.0 Type-C |
| USB2.0 バスパワー | 〇 350mA 5V |
| ループバック機能 | 〇 |
| 本体サイズ/重量 | 20 x 10 x 4 cm / 414g |
サンプリングレートは192khzでビット数は24bitです。
32bitではありませんが実用で困ることはないと思います。
この値段でMIDI IN/OUTが付いているのは良いですね。
個人的にイチオシなのはUSBハブ機能がついている事です。
オーディオインターフェイスを使用すると必ずUSBポートが一つ埋まります。
本機種は後ろにUSBハブがあるのでmidiキーボードやUSBマイク、SSD等の記憶媒体を指すことができます。
勿論iLockなどの物理的なUSBライセンスも挿せます。
次は実際に開封していきます。
開封
シンプルな箱に入っていました。


表側は標準的なインタフェースになっています。
イヤホンとスピーカーは別々に音を絞れるほか、入力楽器(マイク)とPC音のバランスを変更できるノブも前面に用意されています。
裏側はスピーカー接続用端子、MIDI IN/OUT、PC接続用のUSB TypeC、ハブとして利用できるTypeA端子があります。


こちらは付属品です。
細かいですがUSBケーブルにはArturiaのロゴが刻印されています。

付属品
説明書
付属プラグインインストール用紙(後述)
USBコード(長さ1m弱)
- プラグイン一覧
- Ableton Live Lite
- Analog Lab Lite
- Arturia FX
- Native Instruments GUITAR RIG 6 LE
- Auto-Tune Unlimited(3ヶ月の無料サブスクリプション)
- Splice Creator Plan(3ヶ月の無料サブスクリプション)
使用感
自分が使用していたUS-2×2と比べて、低音中音高音がしっかりと分離している印象を受けました。
音に関しては人によって感じ方がバラバラなので一概には言えませんが、同価格帯(1万円台)では良い方だと思います。
勿論、3万以上の製品には及ばないと思いますが、実売価格が1万2千円程だと考えるとかなり優秀な商品だと感じています。
また、この分野では珍しく個体が白なのが特別感があり、他とは違う雰囲気を醸し出しています。
大きさの比較
所有しているUS-2×2と比較してみました。
横幅は若干MiniFuse 2の方が大きいですが、奥行きは半分程しかありません。
時代の進歩と共に低価格帯でも小型化が進んでいる事がよく分かります。
この大きさなら持ち運びでもそこまで苦にならないでしょう。


メーターが見やすい
この製品はノブや入力のメーターが光るので暗闇でも非常に分かりやすいです。
また、ノブやメーターが赤色になるとクリッピングしている合図なので注意が必要です。
直感的ではなく物理的なLEDライトで知らせてくれるのはかなり便利ですね。


真ん中にあるLED2本のメーターはPCから受信している音量が表示されています。
こちらも0dbを超えると赤色が表示されます。
専用ソフトも分かりやすい
説明書通りインストールすると「MiniFuse Control Center」というソフトがダウンロードされます。
このソフトでは本体のアップデートやバッファの設定、入力レベルの確認が行なえます。


右上の歯車から設定に飛べ、バッファやレイテンシーを選択できます。
SafeModeはバッファを短くしても音が途切れにくくなるようです。
選べるバッファサイズは「8,16,32,64,128,256,512,1024,2048」です。


USBハブが良い
ずっと推していますが、この機種には裏側にUSBハブが標準装備されておりmidiキーボード等を接続できます。
自分はKORGのnanokyeを繋いでいます。
PC本体からの線が増えないので机がスッキリしますし、ノートPC等ではどうしてもUSBポートを一つ潰してしまうので嬉しい人も多いと思います。
ただ、接続は裏面なので頻繁に抜き差しする用途には向いていないと感じました。
基本的に挿しっぱなしの製品を繋いだ方が良いと思います。
総評
予算に限界があり古い安価な機種からの乗り換え、初めてオーディオインターフェース購入したい人には強くオススメ。
安い機種からランクアップしたい、元から高い機種を利用しており買い替えを検討している場合はあまりオススメできません。
自分は満足していますが耳が肥えている人には厳しいかも、と他の人のレビューを見ていると感じました。
ただ、コスパはこの円安時代では驚異的だと思います。
海外で購入すれば軽く2万円を超える機種がこの値段で購入できるのはちょっと驚きですね。
なにより性能も十分にあるのが良いです。
色もブラックとホワイトの二種類ありますし、好きなカラーを購入してみてください。
それでは!


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