ひぐらし業/卒 真面目に考察 ~世界観・結末を考える~

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一度はやってみたかったひぐらしの考察。

本当はお蔵入りにするつもりでしたが、放送前になって気持ちが一転しました。

少しでも掠ればいいなぁと思っています。

ひぐらし礼や業のネタバレを盛大に含んでいるので注意して下さい

業/卒の世界はどこから始まっているのか

ひぐらしには番外編を含めて色々な世界があります。

  • 鷹野を倒しループに打ち勝った世界(ひぐらし解)
  • 自転車で調子乗って事故死して別の世界に飛ばされる世界(ひぐらし礼)
  • 雛見沢症候群がゾンビウイルスみたいになる世界(アウトブレイク)など

色々な世界がありますが、個人的にはひぐらし礼の「賽殺し編後の世界」だと思っています
一応根拠もあるので実際に見ていきましょう。

羽入と梨花の会話

業2話の冒頭、カケラ世界で梨花が「目が覚めたとき、羽入の顔を見る事はないと思っていた」という主旨の発言しています。

この言葉は何故出たのでしょうか。

その答えは賽殺し編の羽入と梨花の発言に隠されています。

賽殺し編 其の参より

・梨花「目覚めて羽入が最初に見つからない世界は心細い」

・羽入「梨花が次死んだとき運命を受け入れる」

ひぐらしのなく頃に 業 鬼騙し辺 其の二より

これらの発言から

  1. 梨花は死んだ時に必ず羽入を探していた→死んで目覚めたら最初に羽入と顔を合わせる
  2. 羽入は梨花の運命を受け入れる→目覚めて羽入と顔を合わせる事はない

つまり、賽殺し編の梨花は羽入と決別している事になります。
二度と合わないと思っていたからこそ、カケラ世界での第一声が驚きになったのだと考えています。

水車の回転

業を追ってる人なら大多数が気付いたであろう「反転」要素。

旧アニメと比較して水車が逆に回転してる、キャラの立ち位置が逆、オヤシロ様像が逆など上げればキリがありません。

が、実は賽殺し編において業と同じ要素があります。
それが水車の回転方向です。

実際にアニメを見ないと分かりませんが、旧アニメ(無印、解、煌)は時計回り賽殺し編と業は反時計回りになっています。

賽殺し編は別の世界に飛んで、色々あって羽入が連れ戻しに来ます。
ただ、アニメを見て貰うと分かりますが、戻ってきた世界でも水車は反時計回りのままになっています。

恐らく、製作時は「元居た世界とは似てるけど違う世界」だという暗示だったと思います。
ただ、業の制作陣はこれを逆手に取り、この世界は賽殺し編の続きだと暗示しているのではないでしょうか。

木を隠すなら森の中という「ことわざ」があるように、重要な反転要素を意味のない反転要素で覆い隠してるかもしれません。

赤く光る目

沙都子や梨花が目を真っ赤にするシーンは印象に残ります。
これは色々な説がありますか、自分はシンプルに魔女化してると思っています。
うみねこは詳しくないので大雑把ですが、神様になり始めてるというイメージです。

これの問題点は、梨花も目が赤くなり魔女化が進行している部分にあります。

自分は「ループ能力を貰い、思考や行動がどんどん人間離れしていく=魔女化」だと思っています。
この時不自然なのは、梨花が既に同じ体験を100年していることにあります。

本来であれば、既に梨花は魔女になっていてもおかしくありません。
しかし、業では改めて魔女になるような描かれ方がされています。
それはなぜでしょうか。

その答えも礼で示されています。

賽殺し編では梨花が別の世界で犯した罪に苛まれるシーンがあります。
その時、レナから神様の視点で物事を見てると諭され、梨花は神様の視点で物事を判断することを辞める決心を固めます。

つまり、賽殺し編の梨花は神様を辞める=魔女を辞めているのです。
このプロセスがあるからこそ、業で再び魔女になり始めていると自分は思っています。

NPCと化した梨花

郷壊し編を見た多くの方が感じたであろう梨花の違和感。

ルチーアに行くと決意を固めたら、沙都子がどんなに説得しても信念を曲げませんでした。
これも賽殺し編の続きならではだと考えています。

先ほど説明した通り、梨花は魔女を辞めています
魔女を辞めるというのは本来の古手梨花に戻るという意味ともう一つ重要な意味があります。

それは主人公ではなくなるという意味です。
例えるなら、100年間ループしてた頃の魅音やレナのように物語を構成する一部分になるという考えです。

賽殺し編の梨花は魔女をやめているので、その続きである郷壊し編でも物語を構成するNPCになっています。

魅音が必ず部活を作る存在だったように、梨花は必ずルチーアにいく存在と化していると思っています。

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物語の結末を考える

業/卒の終着点はどのようになるのでしょうか。

色々考え妄想した結果、自分が行き着いた答えは賽殺し編の世界になるです。

無限ループとは少し違いますが、どう考えたのか解説したいと思います。

賽殺し編の世界をもう一度見直す

チャリで調子乗った梨花が死んで、別世界に飛ばされる。

Aの世界
雛見沢がダムに沈む、一二三の研究が認められ症候群が無くなる、梨花がオヤシロ様の生まれ変わりじゃない、圭一が引っ越してこない、レナの両親が離婚しない、魅音と詩音の入れ替わりもない、沙都子の両親も生きてる&悟史も失踪しない。

Bの世界
色々あって羽入がAの世界から連れ出しBの世界に飛ばす。
羽入はAの世界は全て夢で、親への敬意をなくした梨花に罰として見せた幻だと発言。
梨花が魔女を辞める発言して終わり。

このように全ての現象においてAは平和な世界になっています。
羽入は100年ループした結果の貴重な世界だと言っています。

確かに理想的な世界ではあります。梨花にとっては。

しかし、逆に捉えると業の沙都子にとっては真逆の世界になっています。

業で明らかになった沙都子の目的を整理しましょう。

  • 梨花を雛見沢に縛り付ける
  • 梨花と平和に暮らしたい

大きく分けるとこの2つです。
大事なのは、この結論に至るまでに色々なプロセスが必要なことです。

ここで、郷壊し編のエウアの話を思い出してみましょう。

ループを繰り返すとエウアの力によって不可逆な変化が起こる
雛見沢という鳥籠は二度と梨花を捕らえることはない

まず前提として、賽殺し編Aの世界沙都子がループしまくった副作用だと思っています。

雛見沢に閉じ込めたい、梨花と平和に暮らしたいと願いながらループした結果、要素が一つ一つ消えて詰んでいくという考えです。

例えば

  • オヤシロ様の巫女なのに雛見沢離れるのは許されない→母親がオヤシロ様の巫女になる
  • 梨花と平和に暮らしたい→悟史が失踪しない&両親も生きてて一緒に暮らせない
  • 部活が楽しい→叔父叔母の虐待がないから部活消滅
  • 一二三の研究が認められる→雛見沢症候群がなくなり、梨花の両親も死なない
  • 雛見沢に縛り付けたい→ダムに沈む

ループによって引き起こされる事象は、どれだけカケラを巡っても不可逆であるとエウアは発言しています。
鷹野がフラバで行動を変えたように、徐々に人々の考えや言動が沙都子のループにより変わっていくのだと思っています。

羽入の発言を考える

賽殺し編では羽入が干渉できないと発言していました。

その理由は

  • 梨花が飛ばされた世界が羽入を拒んでいる
  • カケラをパズルに例えた場合、断面が合わないから別の世界に飛ばせない

大雑把に言うとこんな感じです。

しかし、業/卒の世界が賽殺し編の世界に繋がっているなら説明が付きます。

理由は、梨花が飛んだA世界エウアが干渉した沙都子のカケラだから

アニメ内でも欠損した角だの不完全だの羽入よりも格上の存在感を示していたエウア。

オヤシロ様の巫女が母親になったのもエウアの力のせいであり、羽入は手出しが出来なくなったのだと思います。

沙都子の最後と梨花の最後

沙都子はここまでやっている以上、ハッピーエンドはないでしょう。

賽殺し編がゴールなら、梨花を嫌いになって依存することが無くなり、丸く収まる感じではないでしょうか。
実際はエウアが沙都子を利用して郷壊しの土壌を作り、次の沙都子や梨花が来るのを待ちわびている感じでしょうけど。

梨花は鬼狩で自害して沙都子世界から脱出、別のカケラに飛んで純粋な沙都子と新しい道を開くとかで沙都子のカケラ世界から脱出すると思っています。

沙都子は賽殺し世界で梨花と不仲に、梨花は別の世界に飛んで別個体の沙都子と仲直りが自分の予想です。

時間をかければ梨花と賽殺しの世界でも仲良くなれるかもしれませんね。

図で解説する

この図は自分の考えを表したものです。

この場合、チャリで調子乗らないと賽殺しの世界は誕生しないように見えますが、それを考えるのは卵が先か鶏が先か考えることと同じなので深く掘り下げません。

分かりづらい図

この予想だと羽入は賽殺しの世界に入ることはできません。
なので、賽殺し編で病室に出てきた羽入は既に残り香だった可能性もあるんじゃないかと思っています。

終わりに

ここまでやって全然違ったら恥ずかしいですね。

この話を統括すると、チャリで調子乗ったらアカンという結論にしかなりませんからね。

少しでも真実に近づいていたら嬉しいです。

今後はアニメの感想でも書こうかな。

それでは!

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